夜の熱帯魚(1969年)

夜の熱帯魚
               ©松竹

スタッフ・キャスト

製作 : 猪股堯
監督 : 井上梅次
脚本 : 才賀明 井上梅次
撮影 : 丸山恵司
音楽 : 広瀬健次郎
美術 : 森田郷平
録音 : 山本忠彦
調音 : 佐藤広文
照明 : 佐久間丈彦
編集 : 太田和夫
出演 :
野川由美子
松岡きっこ
奈美悦子
香山美子
小山ルミ
藤岡琢也

製作

松竹

作品紹介

クラブ・エリカのホステス秀子は、マダムの美和とうまくゆかなかった。美和が一人前の歌手に育てた榊に熱を上げたからである。美和は、二人の仲をさくため、演劇研究生の由香をスカウトし、秀子を追いだした。やがて由香は売れっ娘になり、榊との関係も深くなっていった。だが美和は激しく嫉妬、週刊誌に投書した。由香は、事の真相を知って復讐を決心。美和のパトロン野々村に、彼女がマネージャーと関係していると密告した。野々村は美和を追放し、その後釜に由香を起用した。順風満帆、やがて由香は野々村の息子俊一やスカウトの権藤の援助を得て、ゴーゴークラブを開店した。そんな時、野々村が突然死んだ。その上、由香は未成年の霧子を就業させていたことで営業停止の処分を受けてしまった。霧子は他ならぬ秀子の妹だった。一方、由香を愛する俊一は、父が残した店を安く譲ろうとしていた。しかし、由香は一からやり直す決心、マダムになりたがっている秀子に店を譲るのだった。

詳細・解説

「恋のつむじ風」の才賀明と「恋の季節」の井上梅次がシナリオを執筆し、井上が監督した風俗もの。撮影は「殺すまで追え 新宿25時」の丸山恵司が担当した。

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