我輩は探偵でアル(1949年)

                    

スタッフ・キャスト

製作:小倉浩一郎
製作:杉山茂樹
監督:市川哲夫
脚本:長瀬喜伴
撮影:服部幹夫
音楽:鈴木静一
出演
岸井明
森川信
灰田勝彦
若杉曜子
月丘夢路

製作

松竹京都

作品紹介

刑事の森亀吉(森川信)はヘマばかりやってクビになってしまった。将来を悲観して乗った帰りの電車の中で財布をすられるが、その財布には紐がついているので、それを手繰ってスリ会社に乗り込み社長に会う。名誉挽回して復職するのはこのチャンスとばかり、亀吉は入社する。一方文化アパートには肥っちょの私立探偵仙太(岸井明)がいて、向かいの窓の恋人に向かって毎日歌を捧げるので、つい管理人のおかねばあさん(武知杜代子)から追い立てを食らうが娘富子(紅朱美)の好意により救われる。そこへ一人の青年が恋人の住所氏名を調べてほしいと依頼に来る。クリーニング商愛田勝郎(灰田勝彦)である。仙太は早速その女の勤めるデパートに行くが、変装しているので万引男と間違えられる。やっと住所がわかってみるとそれは彼自身の意中の恋人森花子(若杉曜子)とわかってカンカンになる。亀吉と花子は兄妹であるが、仙太をそれを知らない。亀吉は自分一人で社長の正体がつかめないので、花子に協力してもらって色仕掛けで落とそうとして、そのテスト中をカギ穴から仙太に見られる。仙太は亀吉を恋仇と早合点して、返事を聞きに来て愛田青年にはあの女には自分ともう一人の男がすでに先約だとつっぱねる。仙太も愛田も歌がすきなのでのど自慢大会に駆けつけるが、仙太は車中亀吉も混じるスリの一団にかこまれて財布をすられてしまう。その財布は亀吉から花子を通じて仙太のもとに帰るが、一ずに亀吉をスリと信じる仙太は、あくまで彼を捕まえようと狙う。花子のアパートにスリの社長が来ることになったので亀吉と策戦をねっているところに愛田が来て、また、仙太が来るまで花子は切羽つまって三人を押入れの中に隠してしま。。。。

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