恋の季節(1969年)

恋の季節
              ©松竹

スタッフ・キャスト

製作 : 猪股堯
監督 : 井上梅次
脚本 : 田波靖男
撮影 : 丸山恵司
音楽 : いずみたく
美術 : 森田郷平
録音 : 栗田周十郎
調音 : 佐藤広文
照明 : 佐久間丈彦
編集 : 浜村義康
出演 :
ピンキーとキラーズ
森田健作
奈美悦子
松岡きっこ
入川保則

製作

松竹

作品紹介

卒業試験を終えたピンキーと洋子は、社会への期待と不安を胸に抱きならが学窓最後の日々を楽しんでいた。ある日、洋子は東西大学のダンスパーテーで圭介と知合った。圭介は洋子に惹かれ誘惑しようとして失敗、洋子は通りがかりの黒川の車に助けられるのだった。歌の仕事に忙しいピンキーと、青春を楽しみすぎた洋子は、追試験のため学校に呼びだされた。ピンキーは洋子の協力を得て無事パス。洋子はそのお礼に招待されたジャズ喫茶で圭介と再会し、仲直りをした。数日後、入社手続きのために出社した洋子は、黒川に会った。黒川は青年部長として都下たちの信頼を集めていたが、プレイボーイとの評判も高かった。プレイにかけては洋子も人後には落ちない。黒川と海辺でのデイトを済ますと、今度は圭介との約束でスキーに出かけるのだった。スキー場には、雑誌のモデルになったピンキーとキラーズが写真撮影に来ており、黒川も雪山を訪れていた。すっかり黒川の魅力のとりこになった洋子は再三のデイトを交わしたものの、黒川は社長令嬢奈津子との板ばさみになり、複雑な心境になっていた。圭介は、洋子の行動に不審を抱き、黒川に二人の間柄を話した。やがて、わがままな奈津子から逃れるために、ブラジル行きを決意した。しかし、羽田に彼を迫った洋子が見たのは、社長令嬢の誇りを捨てて同行する奈津子の姿だった。圭介は淋しく空港を出て来た洋子を優しく迎えるのだった。

詳細・解説

「クレージーのぶちゃむくれ大発見」の田波靖男がシナリオを執筆し、「釧路の夜」の井上梅次がメガホンをとった青春歌謡もの。撮影は「夕月」の丸山恵司が担当した。

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