河内遊侠伝(1967年)

スタッフ・キャスト

企画:今田智憲
企画:太田浩児
企画:扇沢要
監督:鷹森立一
脚本:池田雄一
撮影:星島一郎
音楽:津島利章
美術:中村修一郎
録音:大谷政信
照明:銀谷謙蔵
出演
千葉真一
緑魔子
大原麗子
伴淳三郎
月丘夢路

製作

東映

作品紹介

昭和6年の秋。板前の修業で3年間、河内を離れていた駒吉が帰ってきた。闘鶏で態度のでかい藤次郎を見かねて大げんかを始める。駒吉の弟分はこれを賭けの対象にし、売りを始めていた。博奕が好きな竹庵和尚は止めに入らず、賭けに夢中になる。その後、実家へ戻た駒吉は車夫を生業としている父・豊作と妹・美世と再会。息子に威勢のいいところを見せようとしていたが、兄妹は酒好きな父が徐々に元気が無くなっていくのに気づいてた。美世から彼氏に会ってほしいと懇願され豊吉は同道するが、その相手が藤次郎だったので、再び大喧嘩。美世が止めに入り、藤次郎に兄貴と呼べないなら別れると言われ、二人は仲直り。その後、駒吉は料亭蔦屋の看板娘・玉枝に会いにいく。駒吉は玉枝に認められるため、腕を磨いてきたのであった。玉枝は素っ気ない態度を取るが雇い入れ、徐々に駒吉の仕事と男前に惹かれていく。一方、豊作は板前として認められた駒吉の成長に安堵しているものの、秋祭り恒例の人力競争に車夫を引き継いでくれないので寂しさを抱いていたが、千成の女将に「車引きは一代こっきりでええやろ」と諭されていた。そんなある日、軍と癒着している商売人の浜村が俊一の借金をかたに玉枝を松崎大尉に差し出せと強要してきた。拒んだ玉枝は駒吉を呼び出し、そのまま駆け落ちをしてしまったことから、駒吉たちは望まぬ争いに巻き込まれていく。

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