女房学校(1961年)

女房学校
               ©大映

スタッフ・キャスト

製作 : 大映
監督 : 井上梅次
脚本 : 斎藤良輔
撮影 : 中川芳久
美術 : 仲美喜雄
音楽 : 河辺公一

配役
山村松代 : 山本富士子
山村浩介 : 森雅之
山村喜平 : 小沢栄太郎
菊川経子 : 叶順子
菊川圭太 : 川崎敬三
神林正二郎 : 千田是也
露木まり : 朝丘雪路
高野俊吉 : 川口浩
酒場のマダム雪江 : 月丘夢路
婆やのぶ : 北林谷栄
女給よし子 : 市田ひろみ
宿泊人茂さん : 大宮敏充
宿泊人六さん : 山田周平
刑事 : 潮万太郎
気遣いの老人 : 西村晃
老運転手 : 星ひかる
巡査 : 関敬六

製作

大映

作品紹介

料亭“山むら”の女将山村松代、日洋物産の販売課長菊川の妻経子、テレビプロデューサー露木まりの三人は、深夜、各々夫と浮気中という怪電話がかかり、Pホテルの三〇七号室へ呼び出された。怪電話の主マダムXは姿を現わさず、室内のインターホーンを通して、三人に土曜日の晩、思い当ることがあるだろうといった。そして四時になったら……と声は途絶えた。--松代の夫浩介は青い金魚の研究に没頭するあまり、松代の激怒を買い家を追い出された。そして松代は店の客菊川と浮気をした。--経子は夫菊川が仕事第一で妻のことをかまわず、不満な毎日を送っていた。ゴウをにやした経子は初恋の人でまりの夫高野俊吉を呼び出し一晩飲みあかした。--まりと俊吉の結婚は契約結婚だった。まりは仕事のために契約違反をし俊吉を怒らせた。経子の父神林と、松代の父喜平はバーのマダム雪江をはりあっていた。家を出た浩介は百円ハウスに泊っていた。まりは担当番組に浩介を出演させようと探していた。経子は菊川と松代が同席するのをみて離婚を決意し、俊吉のアパートに押しかけた。まりはこれを目撃し、契約を解除して家を出て、浩介のところに行った。出演を拒否され、松代の名前で彼を警察に保護させた。松代は菊川と箱根にゴルフに出かけた。そして一夜をともにしようとした矢先、東京から浩介が交通事故にあったと電話がかかってきた。急いで帰った松代は、喜平の偽電話とわかって大ムクレ。かくして三つの家庭は危機に瀕した。そこで喜平と神林は雪江をマダムXに仕立て、一芝居打つことにした。--午前四時、三人の前に雪江が現われた。そして夫を粗末にし、わがままなことを言いすぎると女たちをコキおろした。自分たちの非を認めた松代、経子、まりは、それぞれの愛する夫のもとへ急いだ

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